メリーゴーラウンドのVR体験を提供するにあたり、10cm程度の上下動だけをするモーションプラットフォームと、動的な錯視映像を床面に敷き詰めた映像をHMDに提示することで、実際の上下動の約3倍程度の上下動を体感させることができるようになりました。錯視の種類や体勢、VR映像からMR映像の種類などによってどの程度上下動の感覚が変わってくるかを研究しています。
[発表]
斎藤文人, 中西泰人, 垂直方向の加速度の知覚強度を増幅する錯視技法, 情報処理学会研究報告 2020-HCI-190(17) 1-8 (2020/12).[学生奨励賞]
斎藤文人, 中西泰人, 錯視を用いたMRにおける垂直リニアベクションの生成と身体姿勢による影響, 情報処理学会研究報告 2020-HCI-186(16) 1-6 (2020/01).